檸檬は爆発の時を待っている。

　馬喰町ART+EATの10周年記念展が開催される。

　本展では、日常に人々の想像力を刺激する「爆発の時を待つ檸檬」を仕掛けることをテーマに、馬喰町ART+EAT立ち上げ時から今日まで、スタッフとして多くの作家の展覧会を支え、自らも制作活動をしてきたアーティスト10人を紹介。

　表と裏、始まりと終わり、入口と出口などを主題に、日々にまつわる出来事を拾い集めて私小説のような絵画を手がける野嶋奈央子、アジアの民族音楽のフィールドワーク、 日本や世界の古謡、童歌の採集などを行い独自の楽曲や楽器を発表する武徹太郎、旅先で目に映った山や森など心動かされたものを描く森本朝香ほか、山口愛、竹内淳子、林雅子、津金多朗、佐々木諒、緒方佳太、猫目トーチカが参加する。