江上計太の部屋 - 番外編

　1980・90年代の福岡アートシーンを代表するアーティスト・江上計太の展覧会「WALL-JACK in GALLERY SOAP 江上計太の部屋 - 番外編」が開催される。

　江上は1951年福岡県大牟田市生まれ、現在は太宰府市在住。1977年東京芸術大学美術学部芸術学科を卒業後、福岡を拠点に、ミニマルミュージック、ガレージ／サイケミュージックなど様々な音楽体験をベースに、幾何学形体を組み合わせた作品を制作する。モダニズムの文脈を基本にした、ミニマルな構成原理、単純な形体の反復、そしてカラフルで明快な色彩を特徴とする版画、ドローイング、レリーフや立体作品、巨大なインスタレーション作品を国内外で発表してきた。

　本展では、GALLERY SOAPでは1998年以来の新作インスタレーション作品を公開。江上が影響を受けたサイケ／ガレージ、ノイズミュージックなどの音源と、江上の特徴である幾何学的でミニマルなビジュアルアートが融合したインスタレーションが展開される。

　また会期中には、江上が企画する音楽イベントも開催予定。最新情報はGALLERY SOAPのウェブサイトをチェックしてほしい。