特別展 子どものころ

　徳島県立近代美術館は特別展「子どものころ」を開催。本展では、作品のなかの「子供たち」の姿を通して、いまを生きる子供たちをより幸せにするために、私たちにできることは何かを問いかける。

　出展作家は、猪熊弦一郎、金田実生、川端健生、唐仁原希、下村良之介、ニッキー・ホバーマン、パウル・クレーなど。

　社会のなかで子供という役割を押しつけられて息苦しそうにしている子、大人が持つ子供のイメージとはまったく違う、本当の人格を見つめてもらえるのを待っている子。現実の子供たちにも言えるような、美術作品に表された子供たちの姿を通して、一度しかない「子供時代」の大切さについて、考えをめぐらせる機会としたい。