ジャスティン・カギアット「Doll」

　ニューヨークとオークランドを拠点に活動するアーティスト、ジャスティン・カギアットの個展「Doll」が開催されている。

　カギアットは1989年生まれ。近年の主な個展として、Modern Art（ロンドン、2020）、15 Orient（ブルックリン、2018）などがあり、北米地域やヨーロッパのギ ャラリーやプロジェクトスペースでのグループ展に多数参加している。そのほかのプロジェクトに、 Kunsthalle Zürich（チューリヒ、2017）でのパフォーマンスやThe Sunroom（リッチモンド、2017）などがある。2017年には、詩作集『A RAT, A DOG, A BOY』（Codette）を刊行した。

　タカ・イシイギャラリーでの初個展となる本展では、2020年に制作された新作の絵画作品を発表。なおアーティストでもあるトーマス・キリアン・ローチが本展に寄せたテキストを、ギャラリーのウェブサイトに掲載している。