A bientôt じゃ、またね。

　2021年4月30日をもって東京での活動を終えるGallery OUT of PLACEは、最後の展覧会「A bientôt じゃ、またね」を開催する。

　Gallery OUT of PLACE TOKIOは、奈良市のギャラリーGallery OUT of PLACEの支店として、2014年に東京・3331 Arts Chiyoda内にオープン。エドワード・サイードの自叙伝『OUT of PLACE』に由来し、「どこにも帰属意識のない者こそが、新しい道をつくり、新しい価値観を創造できる」というサイードの考えに習って、奈良と東京から芸術の裾野を広げるべく、新進気鋭の作家や、深い哲学や思想を表現する実力のある国内外作家を紹介してきた。

　本展では、これまでGallery OUT of PLACE TOKIOに深く関わってくれた作家から、今後の奈良での活動につながっていく8人の作家が参加。出展作家は、Hogalee、内山聡、五影華子、高橋功樹、冬耳、赤井正人、Patrick Taberna、Bernard Plossu。

　なおGallery OUT of PLACEは今後、現在休廊中のGallery OUT of PLACE NARAに拠点を移すとしている。