仮想世代陶芸 Virtual generation pottery

　OIL by 美術手帖ギャラリーは、陶芸のグループ展「仮想世代陶芸 Virtual generation pottery」を開催。同ギャラリーでの陶芸の展覧会は、2020年12月に開催した「渋谷パルコ陶器売り場」展に続いて2度目となる。

　本展には、1990年前後に生まれた3人の若手陶芸家、宮下サトシ、酒井智也、乙うたろうが出展。陶芸という同じ分野で活動しながらも、それぞれ異なるアプローチを試みている3人は共通して、幼少期から映画やアニメ、マンガなどの「仮想世界」への興味が、制作のための大切なモチベーションになっており、その仮想世界を表現するのに陶という素材、形態が必要不可欠だとしている。

　本展で3人は、互いの「仮想世界」とのつながりや経験から、「仮想世代陶芸」というテーマを掲げる。本展の出品作は、会場のほか、ECサイト「OIL by 美術手帖」でも購入できる。