EXHIBITIONS
ヘタうま展 ヒロ杉山キュレーション
現代アーティスト・ヒロ杉山がキュレーションする「ヘタうま展」が、タグボート(銀座・阪急MEN’S TOKYO 7階)のギャラリースペースで開催されている。
1980年代の日本で突如生まれた「ヘタうま」ブーム。エアブラシで描いたスーパーリアリズムが全盛であった70年代後半の流れを変えたのは、「パルコ文化」というサブカルチャーであった。
いっぽう、パルコ主催の公募展「日本グラフィック展」では、82年にダンボールに落描きや切り貼りを施した日比野克彦が大賞に選ばれ、一躍時代の寵児に。85年の「日本グラフィック展」には5395点もの応募が集まり、多くの若手クリエイターが出現するきっかけとなった。
「ヘタうま-パルコ-反イラストレーション」という当時の新しい構図によって、キッチュなパロディ作品や、イラストの常識からは考えられないような面白い作品が増えた。その後ほどなくしてバブル経済は崩壊を迎えたが、80年代のサブカルチャーのもつ自由なスピリッツはいまも健在だ。
本展は、「ヘタうま世代」を代表するアーティストのヒロ杉山によるセレクションで、郷愁を感じながらも色あせないクリエイターたちの作品が集結。実際にヘタうまの世代を生きてきたアーティストと、ヘタうまのスピリッツを受け継いできた若手アーティストとの両方を迎え、その違いを楽しむこともできる。
出展作家は、ヒロ杉山、スージー甘金、白根ゆたんぽ、ONO-CHAN、加古万貴、笹部紀成、秋元机、櫻井万里明の8名。
1980年代の日本で突如生まれた「ヘタうま」ブーム。エアブラシで描いたスーパーリアリズムが全盛であった70年代後半の流れを変えたのは、「パルコ文化」というサブカルチャーであった。
いっぽう、パルコ主催の公募展「日本グラフィック展」では、82年にダンボールに落描きや切り貼りを施した日比野克彦が大賞に選ばれ、一躍時代の寵児に。85年の「日本グラフィック展」には5395点もの応募が集まり、多くの若手クリエイターが出現するきっかけとなった。
「ヘタうま-パルコ-反イラストレーション」という当時の新しい構図によって、キッチュなパロディ作品や、イラストの常識からは考えられないような面白い作品が増えた。その後ほどなくしてバブル経済は崩壊を迎えたが、80年代のサブカルチャーのもつ自由なスピリッツはいまも健在だ。
本展は、「ヘタうま世代」を代表するアーティストのヒロ杉山によるセレクションで、郷愁を感じながらも色あせないクリエイターたちの作品が集結。実際にヘタうまの世代を生きてきたアーティストと、ヘタうまのスピリッツを受け継いできた若手アーティストとの両方を迎え、その違いを楽しむこともできる。
出展作家は、ヒロ杉山、スージー甘金、白根ゆたんぽ、ONO-CHAN、加古万貴、笹部紀成、秋元机、櫻井万里明の8名。