アニバル・カタラン

　メキシコの作家、アニバル・カタランの日本初個展が開催される。

　カタランは建築を学んだのち、美術家を志してメキシコ国立芸術院ラ・エスメラルダへ進み、現在はジオメトリックな抽象絵画および立体作品を制作。メキシコのほか、北米から中米、ラテンアメリカ諸国やヨーロッパ諸国、トルコ、中国、韓国、モンゴルまで、世界中で作品を発表している。
　
　本展では、自然物の造形としての隆起と空間を拡大し成⻑する建築物との関係を、平面作品とドローイング、映像作品ならびにインスタレーションによって構成。カタランの視点から選択された独特の色彩が作品空間を際立たせる。