EXHIBITIONS

長谷川等伯展

〜収蔵品にみる等伯と長谷川派〜

2020.05.07 - 05.24
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長谷川信春(等伯)筆 鬼子母神十羅刹女像 室町時代(16世紀)制作 富山市・妙傳寺蔵

 1995年の開館以来、本年で開館25周年を迎えた石川県七尾美術館。その間、等伯を主要テーマとして作品や関連史料などの収集を行ってきた。現在同館には、等伯や「長谷川派」絵師の作品が、所蔵品12点(うち複製作品5点)と寄託品26点の計38点が収蔵されている。

 本展では、それらの所蔵品および寄託品のうち、27点の作品や資料をセレクトして展示。等伯の前半生であり、「信春」と名乗っていた頃の仏画を筆頭に、養父の宗清や養祖父との説もある無分など、能登ゆかりの「長谷川派」絵師の仏画を中心に、いずれも貴重な名品を紹介する。

※石川県七尾美術館は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、4月11日〜5月28日まで臨時休館。これに伴い、本展の開幕日を4月25日から5月7日(予定)に延期し、一部内容を変更。詳細、最新情報は公式ウェブサイトにて案内。