She Ate the Crumbs: The Other Nature of Women

　東京・根津にオープンしたオルタナティヴスペースHB.Nezuにて、スティーヴン・サラザンと張洋宇の2人からなるキュレイトリアルデュオ「S_Z」を迎えた展覧会が開催される。

　本展は、ダナ・ハラウェイとスターホークの理論的および政治的な類似点と摩擦点に注目。アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカの女性アーティストによる作品は、「女神よりもサイボーグになりたい」というハラウェイの主張から遠ざかり、長い時をへて再構築されたフェミニズムの可能性と問題点を示す。同時に、現代の問題についてそれ以外の可能性を、メディアとヴィデオ、写真、水彩、ドローイング、タイルなどの手法による作品群で提示する。

　参加アーティストは、サンドリヨン・ベレンジャー（フランス／カナダ）、キャシー・ブルギ（ウルグアイ）、ローラ・ガルシア-カラス（フランス）、ルイサ・ジャシント（ポルトガル）、ジュヌヴィエーヴ・モーガン（フランス）、シェリー・シルバー（アメリカ）、曽我英子（日本）、ユアン・グン・グン（中国）の8名。

※新型コロナウイルス感染症の影響を受け、YouTubeの公式チャンネルにて展示の様子やトークを配信予定。
https://www.youtube.com/channel/UCEYmp29UYGrLk7cHfmtXMBw