EXHIBITIONS
木村恒介・瀧本幹也・藤井保
「第12回恵比寿映像祭」の地域連携プロジェクトとして、本祭のテーマ「時間を想像する」を受けた展覧会が開催。木村恒介、瀧本幹也、藤井保のアーティスト3名が参加する。
木村は1982年栃木県生まれ。2007年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業、09年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現修了。主に写真をベースにした作品を手がけながら、立体やオブジェなども制作。建築学科出身の経験を生かしつつ、近年は「Woven photo」と言われる技法を使って自ら撮影した写真数枚を縦横にカットし、それらを織物のように編み込んでひとつのイメージに再構築する作品を制作している。
瀧本は1974年愛知県生まれ。10代から写真の撮影をはじめ、藤井保写真事務所のアシスタントを経て独立。バウハウス・デッサウ校舎を独自の視点で切り取った「BAUHAUS DESSAU」や、自然との対比として、宇宙につながる人工物であるスペースシャトルを撮影し、2つの相似形に着目した「LAND SPACE」などのシリーズで知られる。
藤井は1949年島根県生まれ、76年に独立して藤井保写真事務所を開設。日本の広告界を牽引する写真家のひとり。華やかで欧米的なイメージが溢れた時代から、それとは一線を画しより日本的なアイデンティティ、イメージを探求し表現してきた。被写体の本質に触れるような、独自の空気を纏ったその表現は広告界、映像界の各賞をつねに受賞するなど、多く賞賛されている。自身の作品は、近年ではヴィジュアル的なイメージにとどまらず、より社会的メッセージを含めた作品を手がけるようになった。
本展では、同じ場所の写真を白黒反転させた木村の写真作品と、藤井は「人為・静」、瀧本は「自然・動」というコントラストを際立たせるふたりの映像作品を展示。「時間」をそれぞれの視点でとらえた3人の作品は、「時間とは何か」という想像を広げるだろう。
木村は1982年栃木県生まれ。2007年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業、09年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現修了。主に写真をベースにした作品を手がけながら、立体やオブジェなども制作。建築学科出身の経験を生かしつつ、近年は「Woven photo」と言われる技法を使って自ら撮影した写真数枚を縦横にカットし、それらを織物のように編み込んでひとつのイメージに再構築する作品を制作している。
瀧本は1974年愛知県生まれ。10代から写真の撮影をはじめ、藤井保写真事務所のアシスタントを経て独立。バウハウス・デッサウ校舎を独自の視点で切り取った「BAUHAUS DESSAU」や、自然との対比として、宇宙につながる人工物であるスペースシャトルを撮影し、2つの相似形に着目した「LAND SPACE」などのシリーズで知られる。
藤井は1949年島根県生まれ、76年に独立して藤井保写真事務所を開設。日本の広告界を牽引する写真家のひとり。華やかで欧米的なイメージが溢れた時代から、それとは一線を画しより日本的なアイデンティティ、イメージを探求し表現してきた。被写体の本質に触れるような、独自の空気を纏ったその表現は広告界、映像界の各賞をつねに受賞するなど、多く賞賛されている。自身の作品は、近年ではヴィジュアル的なイメージにとどまらず、より社会的メッセージを含めた作品を手がけるようになった。
本展では、同じ場所の写真を白黒反転させた木村の写真作品と、藤井は「人為・静」、瀧本は「自然・動」というコントラストを際立たせるふたりの映像作品を展示。「時間」をそれぞれの視点でとらえた3人の作品は、「時間とは何か」という想像を広げるだろう。