EXHIBITIONS

αM+ vol. 1 国立奥多摩美術館

国立奥多摩湖 〜もちつもたれつ奥多摩コイン〜

2020.02.01 - 03.14

デザイン=牧寿次郎

「αM+」は、ゲストキュレーターによる年約5本の展覧会と連動させながら、αMプロジェクトの独自企画として年1本の展示を開催するもの。創立30周年を迎えたαMは、発足当時の「既存のものに替わる新しい可能性」という理念に立ち返り、現在生まれつつある新しい活動形態の動向を見据えながら、さらに柔軟で拡がりのあるギャラリーを目指して「αM+」を始動する。

 記念すべき第1回では、アートコレクティブの「国立奥多摩美術館」を迎え、「国立奥多摩湖〜もちつもたれつ奥多摩コイン〜」展を開催する。

 国立奥多摩美術館は、アーティストの佐塚真啓が中心となって旧製材所を改装し、2012年に東京・青梅に発足。これまでの活動で一貫して「鑑賞者との対話」を重視し、展覧会や作品を展示通じて「美術とは何か」を問いかけ、鑑賞者ともに考えることを試みてきた。

 本展では、「奥多摩コイン十ヶ条」と、「奥多摩経済圏」に賛同する協力者たちから国立奥多摩美術館が購入した作品のコレクションの展示を軸に、「お金」「美術」「価値」とは何か、といった根源的な問いを投げかける。

 参加作家、有賀慎吾、赤石隆明、赤羽史亮、青木野枝、阿目虎南、秋山貴典、赤池奈津希、阿部浩之、飯島浩二、飯川雄大、井上森人、五十嵐茂、市川平、伊佐治雄悟、牛島達治、内田聖良、尾竹隆一郎、太田遼、数見亮平、菅亮平、加茂昂、久保寺晃一、Colliu、後藤てるみ、小寺創太、小用ちひろ、櫻井崇史、酒井貴史、佐塚真啓、佐藤碧紗、佐々木かなえ、篠田太郎、下山健太郎、柴田祐輔、地主麻衣子、杉藤良江、杉沢光、関野吉晴、高木謙造、田中義樹、武田龍、冨井大裕、永畑智大、仲山姉妹、二藤建人、蜷川千春、袴田京太朗、芳賀龍一、長谷川翔、東野哲史、日高基、古屋崇久、牧寿次郎、松尾勘太、槙原泰介、村山悟郎、村田峰紀、山本篤、山田悠、保井智貴、吉田藍子、和田昌宏。