門田光雅 TELEPORT PAINTINGS

　日本の四季をアートとともに楽しむ「ART colours」の第27弾では、画家の門田光雅を迎え、パークホテル東京を力強い絵画作品で彩る。

　門田は1980年静岡県生まれ、2002年東京造形大学絵画科卒業。地理や歴史・文化などの限界や制限を越えた表現の自由と、新しい絵画のあり方を探求している。近年は、30代でセゾン現代美術館（軽井沢）に作品が所蔵されるなど、その活躍がますます注目される。

　本展では、ここ数年に制作した作品から、未完の過去作に加筆をして新たな価値を与える新シリーズまで、これまでの枠組みや制限を跳躍するような、大小様々なスタイルの作品を一堂に展示。本展に寄せて、門田は次のように述べている。

　「日本の持つ美術の独自の立ち位置、地理的・歴史的な隔たりをむしろ、新たな視野を得るためのバネにして、より遠くの過去や未来にも向かって、時間や空間を超えて表現の自由を求め飛び出したい、私の今の気持ちや欲求や想いを『TELEPORT PAINTINGS』という言葉に込めました（門田光雅）」