テリー・バラー展

　消費によって出されるゴミや、時代遅れになった商品などを素材に、様々な比喩を用いた寓意的な作品を生み出すアーティスト、テリー・バラー。彫刻作品やインスタレーションなど多様なかたちで表現されるバラーの作品は、知的でユーモアを持ちながら、物質が持つ固定概念に新たなインパクトを与えている。

　本展は、人間関係や消費のあり方、生存に関するコミュニケーションを生み出す作品群を通して、物質と人々の関わりを再考する展覧会となる。