EXHIBITIONS
日下八光日本画展
-自然美の探求と知られざる画業
戦前の帝展や戦後の日展などで活躍し、模写の分野でも業績を残した日本画家・日下八光(くさか・はっこう)の活動を紹介する初の回顧展が開催される。
日下は1899年徳島県出身、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を卒業。美しい風景画を描いたほか、昭和初期に朝鮮各地を訪れた際のスケッチ群は、戦争などで失われた朝鮮の風景や風俗を記録するものとして注目されている。日下は画家として活動すると同時に、母校で教鞭を執って後進の育成にも尽力した。
本展では、自然美を探求した代表的な日本画、戦前の日本や朝鮮、中国で描かれた緻密なスケッチ、中国西端で見出された仏教絵画と、後半生を捧げた装飾古墳の模写作品の3つに焦点を当て、日下の知られざる画業に迫る。
日下は1899年徳島県出身、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を卒業。美しい風景画を描いたほか、昭和初期に朝鮮各地を訪れた際のスケッチ群は、戦争などで失われた朝鮮の風景や風俗を記録するものとして注目されている。日下は画家として活動すると同時に、母校で教鞭を執って後進の育成にも尽力した。
本展では、自然美を探求した代表的な日本画、戦前の日本や朝鮮、中国で描かれた緻密なスケッチ、中国西端で見出された仏教絵画と、後半生を捧げた装飾古墳の模写作品の3つに焦点を当て、日下の知られざる画業に迫る。