EXHIBITIONS
大和日英基金アートプライズ受賞記念展
ケイト・グルービー「Pure Pleasure」
ケイト・グルービーは1979年イギリス出身。オックスフォード⼤学ラスキン・スクール・オブ・アートにて学⼠号を取得後、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修⼠課程を修了。2009年から3年に1度⾏われる「⼤和⽇英基⾦アートプライズ」を⼥性作家で初めて受賞した。
グルービーは⼈との出会いやともに過ごした時間から⽣まれる関係性をテーマに、絵画、パフォーマンスを発表。近年では⾃⾝、友⼈、またはパートナーをモデルにキャラクターをつくり出し、私的な経験を作品の中に反映してきた。対象は個⼈的なものでありながら、⽇記のようなドローイングや⽔彩の習作をもとに、⼤きなキャンバスの上を横断して描く制作プロセスを経て、誰もが共感できるような、表情豊かな⼈物像へと変容する。
アジア初個展となる本展は、「Pure Pleasure(純粋な喜び)」と題したシリーズで構成。パートナーの⼥性との海外放浪中、滞在先のロサンゼルスで鑑賞したピカソの《Man and Woman(男と⼥)》に触発されたことが制作のきっかけとなったという。
制作過程はパートナーを被写体としたヌード、肖像画から始まり、作家⾃らが作曲した⾳楽を使って⼨劇を演じるパフォーマンス映像として昇華され、まぶしいほどの色彩が織りなす平面作品へ展開される。
グルービーは⼈との出会いやともに過ごした時間から⽣まれる関係性をテーマに、絵画、パフォーマンスを発表。近年では⾃⾝、友⼈、またはパートナーをモデルにキャラクターをつくり出し、私的な経験を作品の中に反映してきた。対象は個⼈的なものでありながら、⽇記のようなドローイングや⽔彩の習作をもとに、⼤きなキャンバスの上を横断して描く制作プロセスを経て、誰もが共感できるような、表情豊かな⼈物像へと変容する。
アジア初個展となる本展は、「Pure Pleasure(純粋な喜び)」と題したシリーズで構成。パートナーの⼥性との海外放浪中、滞在先のロサンゼルスで鑑賞したピカソの《Man and Woman(男と⼥)》に触発されたことが制作のきっかけとなったという。
制作過程はパートナーを被写体としたヌード、肖像画から始まり、作家⾃らが作曲した⾳楽を使って⼨劇を演じるパフォーマンス映像として昇華され、まぶしいほどの色彩が織りなす平面作品へ展開される。