EXHIBITIONS

鴻池朋子「メディシン・インフラ」

2026.10.10 - 11.15
 京都のギャルリー宮脇で、鴻池朋子による個展「メディシン・インフラ」が開催されている。京都での個展開催は初となり、近年のプロジェクトや活動の紹介とともに構成される。会期は11月15日まで。

 鴻池は1960年秋田県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。玩具、雑貨の企画デザインに携わった後、98年よりアーティスト活動を開始。絵画、彫刻、アニメーションなどの手法を用いたインスタレーションや、各地でのプロジェクトを展開してきた。主な個展に「鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人」(東京オペラシティアートギャラリー、2009)、「根源的暴力」(神奈川県民ホールギャラリー、2015)。2017年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

 本展では、画廊ビル全体をサイトスペシフィックに使い、着物と刺繍による新作や、毛皮指人形、皮絵画などのインスタレーションを展開。記録写真や映像、著書を閲覧できるスペースが設けられるほか、ワークショップも行われる。タイトルの「メディシン・インフラ」は、薬や自然治癒力を意味する「メディシン」と、道筋を意味する「インフラ」からなるもの。身体の感覚を用いてそれぞれの旅をする道を観客とともに探る試みとなる。