富山県美術館開館記念展 Part 3 デザインあ展 in TOYAMA

　子供たちのデザインマインドを育む番組 NHK Eテレ『デザインあ』のコンセプトを、体験の場に発展させた展覧会が開催される。

　身のまわりに意識を向け（みる）、どのような問題があるかを探り出し（考える）、よりよい状況を生み出す（つくる）という一連の思考力と感性を「デザインマインド」と捉え、多彩な映像表現を用いて発信してきた『デザインあ』。

　本展は、この「デザインマインド」を伝えるべく、「観察」「分類・分解」「再構築」といった思考プロセスを導き出す仕かけが込められた体験型展示作品や、オリジナル音楽と映像を用いた体感型インスタレーション、来場者が創造することで出来上がっていく参加型作品など、デザインの楽しさや面白さを体験できる作品を紹介。身のまわりにあるモノ・コトから概念までテーマを掘り下げることで、未来を担う子供たちに、「見る」「考える」「つくる」ことの豊かさを体感してもらうきっかけをつくり上げる。
　　　　　　　
展覧会ディレクター：佐藤卓、中村勇吾、小山田圭吾
展示構成：岡崎智弘、パーフェクトロン、plaplax
会場構成：五十嵐瑠衣
参加作家：阿部洋介、柴田大平、ミズヒロ、Noritake、高野光太郎、大日本タイポ組合、のらもじ発見プロジェクト、野村律子、細金卓矢、パンタグラフ、奥田透也、松尾吉将、スタンド・ストーンズ、齋藤雄介
テクニカルディレクター：金築浩史
グラフィックデザイン：佐藤卓デザイン事務所