新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで

　2002年、短編アニメーション『ほしのこえ』で商業デビューした新海誠のデビュー15周年を記念する展覧会。

　本展は、作家の軌跡と作品を、貴重な制作資料である絵コンテ、設定、作画、美術、映像などをはじめ、世界観を体験できる造形物などの展示を通じて紹介する。個人制作の『ほしのこえ』から、集団制作に挑み初の長編作品にして毎日映画コンクールで受賞した『雲のむこう、約束の場所』、いまもなお熱狂的に語り継がれる『秒速5センチメートル』、本格ジュブナイルファンタジー『星を追う子ども』、デジタル時代の映像文学『言の葉の庭』、そして昨年公開し記録的な大ヒットとなった『君の名は。』までを完全網羅し、新海誠アニメーションの魅力に迫る。