光岡幸一 個展「魂心の一撃」

　SACSで光岡幸一 の個展「魂心の一撃」が開催されている。渋谷広域圏においてにぎわいをつくることをめざし取り組みが始まった「まちづくり協定」。その一環としてCCCアートラボは≪Might Be Classics≫プロジェクトを企画しており、6月に続く第２弾として本展を開催。

　光岡は、予感と直感を手がかりに、観察と対話によって場所の特性を見出して作品に取り込みつつ、自らも地域の人やものと関わりながら制作を行ってきた。これまで多摩川の河川敷に私設のアートセンターを創設し、企画維持管理を行うプロジェクト「TAMA ART CENTER」や、渋谷の地下に湧く自然水をギャラリー内に招き入れるインスタレーション「もしもといつも」などを行ってきた。

　そんな光岡が数年前からテープを使って街に文字を書く行為をライフワークのように行っている。書かれた文字は写真に残された後、即座に剥がされる。本展では、新作を紹介する。