幕末・明治 ―激動する浮世絵

　約150年前、長らく続いた江戸幕府が崩壊し、新たに明治政府が樹立。時代の大きなうねりのなか、幕末・明治の浮世絵師たちは時には戊辰戦争や文明開化といった社会の変化を描き、時には西洋文明の影響を受け入れながら、新たな絵画表現に挑戦してきた。

　明治維新からちょうど150年にあたる節目の年に開催される本展では、幕末から明治にかけて制作された浮世絵約150点を紹介。幕末・明治という時代にあわせて激動する浮世絵を展観する。（前後期で展示替えあり）