EXHIBITIONS
⻘⽊千絵「沈静なる⾝体 / Tranquil Bodies」
SOKYO ATSUMI(東京)では、⻘⽊千絵の個展「沈静なる⾝体 / Tranquil Bodies」が開催される。
⻘⽊は1981年岐⾩県⽣まれ。現在は⾦沢美術⼯芸⼤学⼯芸准教授を務めつつ、⽯川県野々市市にて制作を⾏う。学⽣時代に出会った漆を使って、具象的な⼈体表現と抽象的な物質描写を融合した作品を手がけてきた。
⻘⽊の代表作「BODY」シリーズは、乾漆造りという伝統的な⼯芸技法で制作され、なめらかなフォルムと漆⿊の深い艶が同居している。乾漆は、像の上に布を貼っていき、⾮常に薄い漆を塗り重ねて造形する技法で、⻘⽊にとって乾漆の制作過程が自身の作品性にも通じている部分があるという。うつむいたり、横たわったりと、内向的で殻に閉じこもったような「BODY」は、2021年の⾋居(京都)での個展タイトルともなった「融体化する⾝体」に象徴される、他者と⾃⼰が融合していくイメージへと、作品の核の部分を保ちつつも変化し続けている。
本展は「BODY」シリーズの最新作を中⼼に、「ドローイングから」と題した抽象作品、そして近年の新しい取り組みであるドローイングを発表する。
⻘⽊は1981年岐⾩県⽣まれ。現在は⾦沢美術⼯芸⼤学⼯芸准教授を務めつつ、⽯川県野々市市にて制作を⾏う。学⽣時代に出会った漆を使って、具象的な⼈体表現と抽象的な物質描写を融合した作品を手がけてきた。
⻘⽊の代表作「BODY」シリーズは、乾漆造りという伝統的な⼯芸技法で制作され、なめらかなフォルムと漆⿊の深い艶が同居している。乾漆は、像の上に布を貼っていき、⾮常に薄い漆を塗り重ねて造形する技法で、⻘⽊にとって乾漆の制作過程が自身の作品性にも通じている部分があるという。うつむいたり、横たわったりと、内向的で殻に閉じこもったような「BODY」は、2021年の⾋居(京都)での個展タイトルともなった「融体化する⾝体」に象徴される、他者と⾃⼰が融合していくイメージへと、作品の核の部分を保ちつつも変化し続けている。
本展は「BODY」シリーズの最新作を中⼼に、「ドローイングから」と題した抽象作品、そして近年の新しい取り組みであるドローイングを発表する。