EXHIBITIONS
Way to trace 宮本 佳美 展
MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERYは、宮本佳美の個展「Way to trace 宮本 佳美 展」を開催する。
宮本は1981年福岡県生まれ。2008年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了し、第25回五島記念文化賞美術新人賞研修としてオランダ・アムステルダムに滞在(2015〜16)。「光と影」をテーマに、数十色の水彩絵具を混ぜた「黒色」と白色の絵具で、綿布に滲みを重ねた絵画を制作している。
本展では、アール・ヌーヴォー期のエミール・ガレ、ドーム兄弟のガラス作品から着想した新作を含め約15点を発表。神秘的でたおやかな植物の生命感とガラスの輝光が調和した新たなモノクロームの世界を展開する。
本展の開催にあわせて、宮本は以下のように述べている。
「私は今までモノトーンで描く光の表現を通じて生命のあり方を問う作品を描いてきました。今回モチーフとしてエミール・ガレ、ドーム兄弟の作品と出会い、ガラスの表面に映し出される肉眼では見落としてしまう光の写り込みやガラスの内から透過して来る光に着目しました。また、丸いフォルムに光が回り込む様子からインスピレーションを受け、朝日が昇る光の画面を作り出す試みを行いました。
先人の作品から得た新たな展望を光と影の表現により描き出す事で彼らが生きた時代の光と今を照らし出す光、双方に触れる事が出来た様に感じています(宮本佳美)」。
宮本は1981年福岡県生まれ。2008年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了し、第25回五島記念文化賞美術新人賞研修としてオランダ・アムステルダムに滞在(2015〜16)。「光と影」をテーマに、数十色の水彩絵具を混ぜた「黒色」と白色の絵具で、綿布に滲みを重ねた絵画を制作している。
本展では、アール・ヌーヴォー期のエミール・ガレ、ドーム兄弟のガラス作品から着想した新作を含め約15点を発表。神秘的でたおやかな植物の生命感とガラスの輝光が調和した新たなモノクロームの世界を展開する。
本展の開催にあわせて、宮本は以下のように述べている。
「私は今までモノトーンで描く光の表現を通じて生命のあり方を問う作品を描いてきました。今回モチーフとしてエミール・ガレ、ドーム兄弟の作品と出会い、ガラスの表面に映し出される肉眼では見落としてしまう光の写り込みやガラスの内から透過して来る光に着目しました。また、丸いフォルムに光が回り込む様子からインスピレーションを受け、朝日が昇る光の画面を作り出す試みを行いました。
先人の作品から得た新たな展望を光と影の表現により描き出す事で彼らが生きた時代の光と今を照らし出す光、双方に触れる事が出来た様に感じています(宮本佳美)」。