Since 1989 NOMART -アーティスト×工房展-

　これまで多数のアーティストとともに作品を生み出してきた版画工房であり、ギャラリーでもある「NOMART（ノマル）」。その取り組みを紹介する展覧会「Since 1989 NOMART -アーティスト×工房展-」が、銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMで開催される。

　ノマルは1989年から30年以上変わらない姿勢で、長いキャリアを持つ木村秀樹や植松奎二、後進へ影響を与え続ける今村源や中原浩大、そして世界的な評価が高まる名和晃平や新世代の作家など、多様な表現領域のアーティストたちとともに作品を創出、展示、販売してきた。

「SENSES COMPLEX - 創造とは、すべての感覚が関連しあっている」をコンセプトに、版画工房（ノマルエディション）、現代美術画廊（ギャラリーノマル）、デザイン・編集スタジオ、アート＆サウンド実験工房を有し、現在も独自の表現とものづくりを展開している。

　本展では、ノマルの「SENSES COMPLEX - 五感を超えて、感覚が交差・拡散する地点」をテーマに掲げ、様々な挑戦を続けるノマルとともに創作活動を行ってきたアーティストたちの作品を、前期（vol.1、9月3日〜14日）、後期（vol.2、9月16日〜27日）の2部に分けて展示する（一部作品の入れ替えあり）。

　vol.1の参加アーティストは、伊庭靖⼦、今村源、植松奎⼆、⼤岩オスカール、⽊村秀樹、⿊宮菜菜、⼩⾕くるみ、⽥中朝⼦、張騰遠、名和晃平、⼭⽥千尋、.es（ドットエス：橋本孝之＆sara）。vol.2の展⽰アーティストは、稲垣元則、伊庭靖⼦、植松奎⼆、⼤岩オスカール、⽊村秀樹、⿊宮菜菜、⼩⾕くるみ、張騰遠、中原浩⼤、名和晃平、⼭⽥千尋、.es（ドットエス：橋本孝之＆sara）。

　なお展示作品の販売は、銀座 蔦屋書店店頭および、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて行う。

　さらに本展開催を記念し、アーティスト・小谷くるみの新作モノタイプ版画作品をオンラインエントリー販売。詳細はOIL by 美術手帖の特設サイト（9月2日 11:00～）で告知する。