田代敏朗 個展「introspection」

　現代アーティスト・田代敏朗による新作個展「introspection」がFOAM CONTEMPORARY（GINZA SIX 6階）で開催される。

　田代は1980年佐賀県生まれ。高校在学中に出品した佐賀県展洋画の部にて、当時史上最年少の16歳で主席（県知事賞、山口亮一賞）を受賞。2003年、日比野克彦、村上隆らの選出により森アーツセンター（六本木ヒルズ）の「Artist by Artists」への出展を皮切りに、展覧会やアートプロジェクトに精力的に参加してきた。現在は八ヶ岳南麓にアトリエを構え、制作・活動。アートシンキングやカウンセリング、セラピーやヒーリングなど様々な方面から解釈し、独自に構築したアートワークセッションも行っている。

　本展では、自分で自分の意識（内面）を観察する行為と、その行為によって得られる自己の内面に対する直観をテーマにした作品を発表。「鑑賞者がいかようにも作品をとらえ、レイアウトを変換できるように」という意図から、一連の作品の表面上にサインを残していない。

　また今回の展覧会開催を記念して、独自の解釈で田代が創作した文字と絵の中間のようなアルファベットアイコン「moje」が、NFT作品として無料配布（数量限定）される。

　なお作品および田代のオリジナルデザインのアイテムは、銀座 蔦屋書店店頭および、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも一部販売を予定している。