vol.79 No.1110
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目次
SPECIAL FEATURE
21世紀の現代アート事典 これからのアートの世界を読み解くためのガイド
6
PROLOGUE
到来する21世紀のアート
8
PART. 1 アートの中心はどこにある?
アートの中心はどこにある?
10
脱中心化(ヨーロッパ中心主義、ブラック・アート、アフロ・ フューチャリズム、ディアスポラ、トランスナショナル、都市と地方、先住民の現代アート、脱植民地化、文化財返還、アクターネットワークセオリー/アートネクサス、エコロジー/ マルチスピーシーズ、反ユダヤ主義、天才神話の解体)
14
国際展の動向(ヴェネチア・ビエンナーレ、ドクメンタ、国際芸術祭「あいち2025」/フール・アル・カシミ、光州ビエンナーレ、ホイットニー・ ビエンナーレ、タイランド・ ビエンナーレ/富山妙子、ベルリン・ビエンナーレ、横浜トリエンナーレ)
23
覇権主義国家の時代(アメリカ──覇権国家と文化統制、DEI撤廃と文化戦争、建国250周年とナショナル・ナラティブ、混迷するアメリカ館、抵抗のアート、分断されるロシア芸術、戦時下のウクライナ、香港──祝祭と沈黙が共存する都市、パレスチナ──別のかたちで現実にふれる)
27
PART. 2 生・身体と表現の関係とは?
生・身体と表現の関係とは?
34
フェミニズム、クィア(「フェミニズム、クィア理論の10年」、クィアな時間と場所、「エコロジー、ジェンダー、ケア」、「#MeeToo、アクティビズム、コレクティブ」、インターセクショナリティの現在、トランスジェンダーの理論と美学、バックラッシュとピンクウォッシング、サイバーフェミニズムの転回、AI/アルゴリズムとジェンダー、リプロダクティブ・ライツの政治、アセクシュアル/アロマンティック、フェミニズム/クィアの展覧会とアーカイブ実践)
38
障害とアート(アクセシビリティ、エイブリズム、障害の社会モデル、クリップ理論、ケアとアート、ウェルビーイング、社会的処方、アール・ブリュットの展開、障害者のアートと経済、障害のあるアーティストの活躍、視覚障害とアート、聴覚障害とアート、福祉施設のアートセンター化)
44
PART. 3 社会にとってアートは必要か?
社会にとってアートは必要か?
50
アート・アクティビズム(表現の現場の改善を求める動向、同時代的な「Union」の潮流、あいち2025でのLand Acknowledgementの発出、美術館・公共空間でのアートウォッシングへの抵抗、ソーシャリー・エンゲイジド・アート、国・自治体による取り組みと懸念、「ウォーキズム、バックラッシュ」)
54
表現の自由(ナン・ゴールディン回顧展での検閲、あいちトリエンナーレ2019とそれ以降、白川昌生《群馬県朝鮮人強制連行追悼碑》撤去事件、飯山由貴《In-Mates》上映禁止と行政による人権侵害、福島第一原発事故とヤノベケンジ《サン・チャイルド》、「表現の自由」、民間インフラによる「検閲」、アプロプリエーション・アートと著作権、アート市場とマネーロンダリング規制、NFTと生成AI──所有の幻想と創作の曖昧化)
60
世界のメディア・批評(大手アートメディアの揺らぎ、偏在する美術批評、アートメディアのサークル化、小規模出版社が批評を支える、可変する思想──グリッサンとハートマン、「The Carrier Bag of Tech」の新たな試み)
68
PART. 4 「制作」はどう変化している?
「制作」はどう変化している?
72
制作・作者を問い直す(アート・コレクティブ、ダークマター、インフラストラクチャー、パフォーマンス、アクターとしての鑑賞者、共同制作とスタッフ・クレジット化、オフ・ミュージアムの現在)
76
メディウム(絵画の諸潮流、情動と身体への回帰、五感の探究、手芸、生態系システムの構築、レクチャー・パフォーマンス、リサーチベースド・アート、スピリチュアリズム、神話的、ゲーム化するアート)
81
テクノロジー(AIと芸術をめぐる思想的課題、「AI普及への論点、アートによる応答」、デジタル空間におけるアート、インターネット美学、スペキュラティブ・デザイン、デュアルユース(軍民両用)、ポストヒューマン、何が「プラットフォーム」を支えているか)
88
ストリート(ポストコロナと路上への回帰、「セルフプリント、プロダクトの時代」、拠点・ネットワークづくりも制作のうち)
94
PART. 5 オルタナティブはどこにある?
オルタナティブはどこにある?
96
オルタナティブ・シーン(複数のオルタナティブ、息づく国内のオルタナティブ・シーン、多様な職能の可視化、インストーラー、インディペンデント・キュレーター、コーポレーション・コラボレーション、越境するネットワーク構築、アジアのオルタナティブ・スペース、オンライン・スペシフィック、ダンスと混ざり合う場、オルタナティブ・メディア、自主的な学びの場、オルタナティブ・スペースの変化、アーティスト・イン・レジデンスの現在、地域とアート/コミュニティ・メイキング、セミクローズド(半ば閉じること)、場所に依存しない、見えづらさ/残りづらさ、いかにサバイブするか?)
100
PART. 6 アートとマーケットの関係はいま?
アートとマーケットの関係はいま?
112
アートマーケットの動向(Hype(ハイプ)からレッドチップ・アートへ、「中国の躍進、アジア市場の多極共存へ」、中東マネー、フリーボート、日本の保税制度緩和、トランプ関税の影響、「ブラック・アート、女性作家のマーケット」、「日系アメリカ人、若手日本人のマーケット」、「デジタル・アート、NFTアート」、オンラインプラットフォーム、「アート思考」のビジネスへの活用)
116
マーケットのプレイヤー(世界の美術館の動向、海外大手ギャラリーの動向、「アーティスト、中小ギャラリーの動向」、国内ギャラリーの動向、海外アートフェアの動向、国内アートフェアの動向、海外オークションの動向、国内オークションの動向、日本の新世代コレクターの台頭)
122
PART. 7 アートのインフラは持続可能か?
アートのインフラは持続可能か?
128
作品の管理と見せ方(ミュージアムのDX化、「女性」への注目と歴史の再構築、「常設」の流動化、コレクションと災害、作品管理の問題と課題、贋作、アウトリーチ、「パフォーマンス、タイム・ベースド・メディアの設置」、キャプションの変化、"サブカル"展の成熟、入場料と「やむを得ない事情」、学芸員本・学芸員マンガ、
132
美術館制度(博物館の定義、コロナ禍と休館、オープンとリニューアル、DEIとアクセシビリティ、「没入、イマーシブ」、ミュージアムを支えるグッズ、サードプレイスとユニークベニュー、収蔵庫の未来、コレクションを手放すとき、SDGs、ミュージアムの"社会的な役割")
138
大学(グローバル化する美術教育、学芸芸術への回帰、地域資源とプロジェクト型教育、教育現場における公共性、学生発表の促進と安全性の確保、アート・アーカイブと大学)
144
文化政策(災害の文化政策、文化権、法の変化と対象の広がり、コロナ禍の緊急支援と同業者間の共助、地域アーツカウンシルの増加、コンテンツ産業、自治体の文化政策、地域の多様な連携、緊急時の文化支援制度、記録と記憶の継承)
148
CHRONOLOGY 2017-2026
トピックで振り返るアートのこの10年
154
CROSS TALK
小田原のどか×清水知子×アンドリュー・マークル×山本浩貴 21世紀──危機と多声の時代のアート
164
書誌データ
178
企画協力・執筆・イラストレーション・編集協力
180
「第17回芸術評論募集」入選作発表
審査を終えて 椹木野衣×清水穣×富井玲子×星野太
254
一席:寺町英明「寝そべって見る革命──動画、気散じ、統覚の変容をめぐる美学的考察」
264
ARTIST IN FOCUS
嶋田美子
184
沖潤子
190
WORLD REPORT
New York
204
London
208
Berlin
212
Hong Kong
216
ARTIST INTERVIEW
アンドリウス・アルチュニアン
228
エスパス ルイ・ヴィトン大阪「PAINTINGS AND BANALITY」展 ジェフ・クーンズインタビュー
196
エスパス ルイ・ヴィトン東京 寺尾紗穂と見る、リナ・バネルジー「“You made me leave home...」展
200
「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO─新説 / 真説 コシノヒロコ─」展 コシノヒロコインタビュー
220
ブルームバーグ・コネクツが目指すアート体験の開放
224
BIOMEで出会う 堂前守人の陶
226
REVIEWS
鄭梨愛×金セッピョル「死を肖像する」展
244
伊庭靖子「paintings -あらわれ-」展
248
青柳龍太「我、発見せり。」(41)
252
安藤裕美「前衛の灯火」第18話
280
プレイバック!美術手帖
282
BOOK
284
月刊美術史
288
常備店リスト
291
バックナンバー案内
292