Vol.68 No.1034
2016年3月号 特集「超絶技巧!!宮川香山と明示工芸 篇」
明治には、常識を超える職人がいた!
2000年代以降、再評価とともに注目が高まる「明治工芸」。
それは、幕末から明治へという大きな時代の変化のなか、
職人たちが試行錯誤を重ねて生みだしたものだった。
金工、漆工、七宝、陶磁器などさまざまな分野で
空前絶後の写実性や細密さを誇る表現が花開き、海外で人気を獲得。
近代化を目指す日本の殖産興業を担った。
今年没後100年をむかえる陶芸家・宮川香山をはじめ、
明治の職人による超絶技巧は、今なお見る者を惹きつける。
時代背景や人物像を明らかにしながら、
明治工芸に宿る芸術の力に迫りたい。
