Vol.57 No.862
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目次
特集:動く絵画〈アニメーション〉
美術史で読み解く「ハウルの動く城」 構造で見る城/身体の万華鏡/埋め尽くしの美学/似て非なる形態/悲しみをたたえる有翼人/奇妙なオリジナリティー/巧みな描写によるリアル
16
「ハウルの動く城」の秘密をめぐって
23
カステロフィリアとしての宮崎駿
26
ジブリはデロリ?
30
〈飛ぶ〉ということ あるいは、宮崎駿における「林と思想」
34
なぜ飛ばなければならないか? 『ハウルの動く城』における物語の失効
36
老体の城が動く、ということ
38
絵画・映画・動画
42
人形=機械はわかってくれない:Compulsive Beaty Remix
46
Animation Map 1900〉〉〉2005
50
融合、脱出、並立、そして拡大 アニメーション発達史とその構造
54
政治とアニメーション『チェブラーシカ』の夢と現実
64
アニメーション/近代性/階級闘争
68
2004年から考えるアニメの未来
71
脳科学とアニメーション
74
ANIMATION×ARTIST 美術の中のアニメーション
80
アーティスト
境界線上の開拓者たち:⑨ 小谷元彦 伸びる舌のレティサンス
99
画家たちの美術史:26 小山穂太郎 Phantom/〈幻影〉のほとり
147
アクリリックス・ワールド :26 カンノサカン
181
米田知子 過去・現在・未来
122
Around the Globe 海外のアートシーンから
ストックホルム+テンスタ:アン=ソフィ・シデン個展「世界最良の中間で」 小林正人個展「星の絵の具」
130
ロンドン:ヨハン・グリモンプレ個展「ルッキング・フォー・アルフレッド」 「フォトグラフィー2005」展
132
パリ:「対位法」展 トーマス・ヒルシュホルン個展「スイス=スイス・デモクラシー」
134
ニューヨーク:ベンジャミン・エドワーズ個展「オートマティック・シティ」 ジョセフ・コスース個展「A Propos」 田中敦子個展「感電芸術1954-68」 田中敦子個展「ペインティングとドローイング1980-2002」
136
ロサンジェルス:ギムホンソック&キム・ソラ:コスモ・ヴィターレ 未踏の世界
138
特別記事
「愛・地球博アートプログラム」経過報告
140
「食」のアーティスト、アントニ・ミラルダ来日
142
「横浜トリエンナーレ2005」総合ディレクター川俣正に聞く
144
2号連続企画
「荒木・新宿/森山」展を語る[前編] [対談]荒木経惟×末井昭 新宿曼陀羅
111
連載
ボランティア手帖Z
158
ミュージアムX:⑨ 靖國神社遊就館が伝える近代史
153
芸術をめぐる言葉:146 ヴァイニンガー
164
40×40 Project for BT :Vol.03 昭和40年会
170
やっつけメーキング:⑮
174
BOOKWORM
今月の書評 菅原教夫著『ボイスから始まる』
160
新着のアート本&展覧会カタログから
162
アート鑑賞術
「清近と安治」展、「恐竜博2005」
177
Reviews&Previews
インフォメーション
209
月刊美術史 2004.12.17-1.16
212
企画展レビュー
MOTアニュアル2005
182
河原温
184
ギャラリー・レビュー
東京エリア 池田孔介 池田達雄 辰野登恵子
189
東京エリア 脈動する超高層都市、激変記録35年 杉田和美 The World is Mine #2
192
関西エリア 石内都 池田啓子 糸崎公朗
195
名古屋エリア「家族の肖像-分岐する世界と統合する意識-」 杉田健司
198
エキシビジョン・プレビュー
「おたく:人格=空間=都市」ほか
200
次号予告
213
バックナンバー案内
214
読者プレゼント&アンケート
217
美術出版社創業100周年記念 第13回芸術評論募集のお知らせ
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