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Vol.24 No.357

1972年7月号 特集「写真と記録—イメージ操作の構造」

目次

  • 今月の焦点

    • 坐忘録

      堀内正和

      1

    • 批評の危機とアイロニー

      ジョセフ・ラヴ

      2

    • ”新しい都美術館構想”への提言

      久保貞次郎

      6

    • 火山を相手にプランを練る——ヴェスビオ大作戦

      関根伸夫

      8

    • 脳性マヒ者の長篇記録映画「さようならCP」

      松田政男

      10

    • 坂本正治の創意になる「超写真演奏会」

      桑原甲子雄

      12

    • 内田栄一と結城人形座による”動く絵”

      中原佑介

      14

    • 不忍池での状況劇場の公演「二都物語」

      扇田昭彦

      16

    • 告知版

      18

  • 海外情報

    • ジョナス・メカスの『ムーヴィー・ジャーナル』の出版

      飯村昭子

      20

  • 特集:写真と記録——イメージ操作の構造

    • 図版構成=隠れた説得者

      木村恒久、多木浩二=構成

      25

    • 記録という幻影——ドキュメントからモニュメントへ

      中平卓馬

      73

    • 封じられた擬似現実

      柳本尚規

      88

    • 広告のゼロ度の探求——アメリカ広告の印象批評

      長沼行太郎

      98

    • 図版構成=不安のセールスマン

      大久保隆史、小野雄一、柊光紘ほか=編

      105

    • シャッター・チャンスの官僚性について

      赤瀬川原平

      141

  • 連載

    • デュシャン透視考:4 人間像をもとめて——近代化批判への一視点Ⅳ

      大西廣

      145

    • 行為としての絵画:3 影について——Tu m'この一点

      東野芳明

      155

    • TOM'S FINGERS TRAVEL ON THE BOX:サウンド・ボックス

      戸村浩

      184

    • 日本空想博物館:2 大地の商人——地図の思想

      粕三平

      259

  • 作家・作品紹介

    • 詩の光と色の形——「クロマトポイエマ」展望

      大岡信

      188

    • 図版=西脇順三郎・飯田善国共作〈Chromatopoiema〉

      191

    • 優しさとの触れあい——トム・ウェッセルマン会見記

      大石尚

      221

    • 図版=アトリエでのトム・ウェッセルマンとその近作

      223

  • デザイン・写真・映像

    • 小川紳介——そうであることをまだ知らないカメラを持った闘士

      邦和彦

      201

  • 書評

    • 中原佑介「見ることの神話」

      李禹煥

      230

    • 織田達朗「窓と破片」

      今泉省彦

      232

    • バクミンスター・フラー「宇宙船〈地球〉号」

      磯崎新

      234

  • 読者から

    • 〈フィルム観念論批判序説〉批判

      田辺好美

      236

    • 〈ひらかれている〉展への疑惑

      田中義也

      237

    • 前田常作展を見て

      村上紀史郎

      238

    • とにかく書こう......

      清水皎生

      239

    • 芸術ごっこ

      土屋干禿

      239

  • 表現現場’72

    • たとえば音の異物性が日常的であるということ——〈音響標定No.4〉会話体収録

      藤原和通、榎倉康二、高山登

      240

  • 展評

    • 東京:河鐘賢、徐承元、沈文燮

      峯村敏明

      346

    • 関西:宮崎豊治

      平野重光

      348

  • 展覧会

    331