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Vol.24 No.353

1972年3月号 特集「哄笑—江戸のエロス」

目次

  • 今月の焦点

    • 坐忘録

      堀内正和

      1

    • 問われる批評の主体性―『美術年鑑』の〈'72年への思考〉を読む

      野村太郎

      2

    • 〈天心と現代日本画展〉

      匠秀夫

      6

    • 「現代の陶芸」展

      木島俊介

      8

    • 前進座公演「天保の戯れ絵」にみる歌川国芳像

      大島辰雄

      10

    • 劇団「早稲田小劇場」の解体

      扇田昭彦

      14

    • 若松孝二の映画『天使の恍惚』

      松田政男

      16

    • 告知版

      18

  • 海外情報

    • ヨーロッパから帰って

      関根伸夫

      20

    • 韓国の現代美術〈’71ーAG展〉を見て

      鈴木慶則

      22

  • 特集:哄笑——江戸のエロス

    • 図版=国芳・国貞の草双子から

      25

    • 爛熟と駘蕩——国芳・国貞にみる江戸の春

      寺田透

      49

    • 晒しの跳梁跋扈——偽性の狩人たち

      粕三平

      71

    • 性画ビブリオグラフィー

      小野忠重

      79

  • 作家・作品紹介

    • あるいは本の失踪としての箱

      宮川淳、構成=白倉敬彦

      93

    • 図版=加納光於・大岡信共作〈アララットの船 あるいは 空の蜜〉

      101

  • デザイン・写真・映像

    • ビデオでコミュニケート!

      マイク・ゴールドバーグ

      221

    • 〈写真著作権問題〉さらに

      • 表現の自由を抑圧する著作権の主張は自縄自縛だ

        塩原経央

        127

      • 死語へのあこがれを取り除いたら何が残るんだ

        柳本尚規

        133

  • 連載

    • メタモルフォーズ頌:中世の〈かたち〉——寓意から象徴へ、象徴から理念へ

      中山公男

      138

    • 行為としての絵画:2 断念の価値について——近代化批判への一視点Ⅱ

      大西廣

      152

  • 書評

    • ピエール・フランカステル「近代芸術と技術」

      中原佑介

      164

    • 石子順造「俗悪の思想」

      山本明

      166

  • 読者から

    • 内勤芸術から外勤芸術へ——70年代の地平

      鈴木幹

      170

    • もうひとつの世界

      小川実

      170

    • 中央迎合の”地方”美術

      樋口隆太郎

      171

    • 書きやはいらぬ

      172

    • 作品から——批評について

      早見堯

      172

  • 美術評論

    • フジタよ あなたは...——太平洋戦争記録画からの考察

      菊畑茂久馬

      174

    • 〈裸〉と〈着衣〉のあいだ——二つの「マハ」の前で語るべきゴヤとは

      田中英道

      204

  • 舞踏・演劇公演

    • 天翔けるもの——笠井叡の”踊る”

      矢川澄子

      188

    • 図版=笠井叡舞踏会

      191

  • 展評

    • 東京:原口典之、加賀谷武、菅木志雄

      峯村敏明

      318

    • 関西:はじめに

      平野重光

      320