写真と空間を通じて感じる、私と地球との連なり。「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」展の担当キュレーター・瀧上華が語る

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第11回は、写真家・川内倫子の新作シリーズ「M/E」を中心に、10年の活動について振り返る個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」展の担当キュレーター・瀧上華が、開催に至るまでの軌跡を振り返る。

文=瀧上華(東京オペラシティ アートギャラリーキュレーター)

「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」展より、「あめつち」展示風景 撮影=木奥恵三