2019.3.10

加賀美健、題府基之、平山昌尚らによるグループ「SSS」とは? 展覧会「SEXY BEAM 2019」をチェック

ユーモラスな作品で知られる加賀美健や平山昌尚、写真家の題府基之ら12名からなるグループ「SSS」の展覧会「SEXY BEAM 2019」が、東京・六本木のCLEAR GALLERY TOKYOで開催中。会期は23日まで。

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 「SSS」は、加賀美健、中村穣二、題府基之、平山昌尚ら12名によるアーティスト・グループ。「STRANGE」「SILLY」「STYLE」の頭文字を冠して、アーティスト、デザイナー、写真家、グラフィティライターなど様々なメンバーで密かに活動を行ってきた。

 SSSは、2014年に中目黒・VOILLDで初となる展覧会「LIFE STYLE SHOCK」を開催。即興的な制作によってそれぞれの作品が混ざり合うようなインスタレーションを展開するほか、グッズの販売やイベントも行われ盛況のうちに幕を閉じた。

 今回は、その後の15年に同所で行われた「LIFE STYLE SHOCK2」以来活動していなかったSSSにとって、久しぶりとなる展覧会。メンバーのひとりである中村は、「グループとはいえやってる事は全員バラバラ、しかしながら全員が出す全ての『思いつき』を遂行する時に『一瞬だけ』一つにまとまる笑 そんな所が楽しいのです」と寄せている。

 それぞれが多彩な活動を展開する「SSS」のメンバーたち。その再集結によって、どのような空間が生まれるのだろうか。