EXHIBITIONS

長谷川等伯展

〜動物表現と北陸初公開作品を中心に〜

2021.04.24 - 05.23

長谷川等伯 烏梟図屏風 大阪市立美術館蔵

 長谷川等伯(1539~1610)は桃山時代に活躍した画家。石川県七尾美術館では能登七尾出身の等伯について、1996年から毎年シリーズとして「長谷川等伯展」を開催し、国宝《松林図屏風》や《楓図》(ともに国宝)を筆頭とする数々の等伯作品や長谷川派の作品を紹介してきた。

 2020年は、春に開催を予定していた開館25周年記念特別展「長谷川等伯展」が、新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休館で中止となり、ようやく同年9〜10月に所蔵・寄託作品による「長谷川等伯展 ~収蔵品にみる等伯と長谷川派~」を開催するに至った。

「長谷川等伯展」のシリーズ26回目となる本展では、動物が描かれた作品や北陸初公開となる作品を中心に展示。「信春時代の動物表現」「等伯時代の動物表現を中心に」「長谷川派の動物表現」の3つのテーマで、色彩豊かな仏画から大画面の水墨画まで22点を展覧する。

※石川県七尾美術館は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、5月12日〜5月27日まで臨時休館。これに伴い、本展の開催を中止。詳細・最新情報は公式ウェブサイトへ。