EXHIBITIONS

ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵

KING&QUEEN展

ー名画で読み解く 英国王室物語ー

2020.10.10 - 2021.01.11

エリザベス2世 Queen Elizabeth II by Dorothy Wilding, hand-coloured by Beatrice Johnson(1952)©︎ William Hustler and Georgina Hustler / National Portrait Gallery

ヘンリー8世 King Henry VIII after Hans Holbein the Younger, probably 17th century(1536) ©︎ National Portrait Gallery

エリザベス1世 Queen Elizabeth I by Unknown English artist(ca.1588) ©︎ National Portrait Gallery

​チャールズ1世の5人の子どもたち Five Children of King Charles I after Sir Anthony van Dyck,17th century(1637) ©︎ National Portrait Gallery

​アン女王 Queen Anne by Sir Godfrey Kneller, Bt(ca. 1690) ©︎ National Portrait Gallery

ヴィクトリア女王 Queen Victoria by Bertha Müller, after Heinrich von Angeli,1900(1899) ©︎ National Portrait Gallery

 ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーが所蔵する名画から、英国王室の物語を読み解く展覧会「KING&QUEEN展」が上野の森美術館で開催される。

 今日まで1000年以上、伝統を受け継ぎ、世界中で注目を集め続ける英国王室。6人の妻をもち、絶対君主の名を欲しいままにしたヘンリー8世、宗教的混乱のなかで奮闘し、「ブラッディ・メアリー」の異名をとったメアリー1世、最強国スペインの無敵艦隊を撃退し、国を第一に生涯未婚を通したことからヴァージン・クイーンと呼ばれたエリザベス1世、18歳から63年間治世したヨーロッパの祖母・ヴィクトリア女王、そして現在の王であるエリザベス2世。時代ごとに傑出した人物たちが現れ、英国王室の歴史を脈々とつくってきた。

 ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーは1856年に設立された、イギリスの歴史と文化に貢献した人々の肖像画を集めた美術館。本展では、テューダー朝から現在のウィンザー朝まで、5つの王朝の貴重な肖像画・肖像写真など、同館のコレクションからおよそ90作品が来日する。

 幾度となく映像化や舞台化され、いつの時代も世界中を虜にする英国王室の物語。本展では、王室の肖像画を時代ごとにたどり、作品の魅力を紹介しながら、英国王室の歴史と描かれた人物たちの物語に迫る。

 波乱万丈な人生を送ったダイアナ妃、現代の王室人気を支えるキャサリン妃の貴重なポートレイトを含む肖像画・写真群は、今回ほぼすべてが初出品。作品の背景を知ることで、より深い鑑賞体験ができる画期的な展覧会。