MOTAS.「うつりゆく - changing -」

　Lurf MUSEUMで、MOTAS.による個展「うつりゆく - changing -」が開催される。

　MOTAS.は、2012年に結成した2人組アートユニット。グラフィティ活動を行っていたBOYAとコマ撮り映画などのプロジェクトで活動していたTOMOが、コミック、グラフィックデザイン、タイポグラフィー、イラストレーション、抽象画など様々なスタイルを取り入れ、人間特有の感情を独自の視点でアートに落とし込んだ作品を制作する。

　近年は中指が折れ曲がったBLEYE（ブライ）というキャラクターと、赤青黄からなる3体の小さなOOOS（オース）をモチーフとした作品を制作。「どんな状況でも明日はあり、何かを背負いながら生きていく」という意味を持たせ創作の幅を広げている。

　本展では、とどまることがなく移り動く生き物の時間軸をテーマに、大型のペインティングを含む30点のキャンバス作品と立体作品を紹介する。ストーリー性や時代性、地域性を超えた不思議とあたたかみを感じさせる作品を紹介する展示となっている。