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利部志穂

Shiho Kagabu

 利部志穂は1981年神奈川県生まれ。文化女子大学の立体造形コースを卒業後、多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2017年から文化庁在外派遣研修員として2年間イタリア・ミラノに滞在。現在は東京を拠点に制作活動を行う。生活のなかで不要となったものや、壊れた廃棄物、あるいはホームセンターで購入できる建築資材など、様々なものを解体し、彫刻として組み合わせることよって、新たな関係性をつくり出す。

 主な展覧会に、「所沢ビエンナーレ “引込線2015”」(旧所沢市立第2学校給食センター、2015)、「KAKEHASHI Project」(Japan Society、ニューヨーク、2014)、「アーティスト・ファイル2013—現代の作家たち」(国立新美術館、東京、2013)、「タマがわ、たった火」(実家 JIKKA、東京/NADiff Window Gallery、東京、2013)、「発信 //板橋//2011 けしきをいきる」(板橋区立美術館、2011)、「VOCA展2010」(上野の森美術館、2010)、「back to the drawing board “もう一度始めから再構築する”」(geh8 Kunstraum und Ateliers e.V.、ドイツ、2010)など。