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内海聖史

Satoshi Uchiumi

 内海聖史は1977年茨城県生まれ、2002年多摩美術大学大学院美術研究科修了。筆や綿棒を使い、点描のように描く精緻な絵画作品を制作。作品は主に虎ノ門ヒルズやパレスホテル東京などの公共空間で展示されている。作品の配置に強い関心を持ち、絵画と空間や場の背景が呼応する実験的な展示や鑑賞方法、展示空間にあわせたスケール感のある作品や、絵画を鑑賞者の動きとの関係性からとらえた実験的な作品も手がけている。2019年に上野の森美術館ギャラリーで個展「やわらかな絵画」を開催。そのほかの主な個展に、「dual」(MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY、東京、2021)、「squid」(アートフロントギャラリー、東京、2018)、「mimic paintings」(六本木ヒルズ A/D ギャラリー、2017)など。主なグループ展に、「屋上庭園」(東京都現代美術館、2008)、「6つの個展2015」(茨城県近代美術館、2015)、茨城県北芸術祭(2016)などがある。