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寺林武洋

Takehiro Terabayashi

 寺林武洋は1981年富山県生まれ、広島県在住。長岡造形大学造形学部視覚デザインコース卒業。広島市立大学大学院芸術学研究科絵画(油絵)専攻修了。自分の家の中や周囲にあり、普段生活で使用している物や関係性のある風景を描写している。作品の制作は、一貫して対象の前に立って自身の眼を通し作品を描いており、この対象と知覚の媒体である身体とを直接取り結ぶ方法は、画像や映像を通して世界を知覚する現代においては逆説的に新鮮な手法となっている。主な個展に、「small life」(Yoshimi Arts、大阪、2019)、「寺林武洋 洋画展 -LIFE-」(松坂屋名古屋店美術画廊、2018)、「LIFE」(アートフェア東京、東京国際フォーラム、2014)、グループ展に、「古典と現代の狭間にて」(広島市立大学芸術資料館、2018)、「『光の肖像』展 in London」(ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院ブルネイギャラリー、2010)など。