2016.12.27

ヌードから静物まで
メイプルソープ展がシャネル銀座で開催

20世紀におけるもっとも重要な写真家の一人、ロバート・メイプルソープの作品約90点が、シャネル・ネクサス・ホールで2017年3月14日より4月9日まで、一堂に展覧される。日本でメイプルソープの多彩な作品群が網羅的に紹介されるのは2002年以来、15年ぶりのことだ。

ロバート・メイプルソープ Ken Moody & Robert Sherman 1984 © Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.
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今回出品される作品群は、シャネル銀座ビルの設計を手がけるなど、国際的に活動する建築家、ピーター・マリーノのプライベートコレクション。

マリーノは、本展の企画・構成も手がけており、ネクサス・ホールの空間を、3つの小展示室に分割。最初の2つの展示室は、白い床と壁に覆われ、彫刻・静物・体の部位のクローズアップなど、人物モチーフの写真が黒い木枠に額装されて展示される。また3つ目の展示室は黒一色となり、メイプルソープの特徴でもあり挑発的な作品が、花の写真とともに展示されるという。

なお本展は、2017年4月15日〜5月14日に開催される「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」にも巡回する。

ロバート・メイプルソープ Orchid 1988 © Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.