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第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(国別パビリオン)レポート

11月24日まで開催中の第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展。今年の国別パビリオン参加数は88、コラテラルイベントは30もある。これらの国々と美術関係者が2年に一度集まる機会を、自国に影響を与える長期的な芸術文化政策の一環として投資する初参加国、また、例年注目される先進国の展示に見られる時代の移り変わりについて、引き続き現地からレポートする。

2024.5.3
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草間彌生の作品にいつでも会える国内のアートスポット

世界中で絶大な人気を誇る、「水玉の女王」草間彌生。その作品が常設展示されている国内のアートスポットをピックアップしてお届けする(すべての作品画像/All images of works:© YAYOI KUSAMA) ※本稿は順次情報をアップデートしています

2024.5.3
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ひと味違うアートを楽しめる、マニアックな映画5作品

近年、芸術家やアーティストをテーマとした映画がますます増えているが、ダイレクトに彼らやその作品を追うのではなく、作中にアートを見いだせるものがある。古典的名作からアニメーションまで、おすすめの5作品をピックアップ。物語においてひそやかに重要な役割を担うアートに注目して鑑賞してみてはいかがだろうか。

2024.5.3
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第20回

[ARTIST IN FOCUS]照屋勇賢:ポップ・アートを通じた批判的な眼差しが持つ両義性

既製品や身近なオブジェクトを用いた作品をはじめ、自身の生まれ故郷である沖縄が抱える複雑な問題や固有の歴史を映し出した作品を発表してきた照屋勇賢。沖縄では初となる大規模個展を沖縄県立博物館・美術館にて開催した作家に、これまでの歩みと、多様なテーマや表現手段の基盤となる考えを聞いた。

2024.5.2
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5月に見たい展覧会ベスト10

2024年5月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

2024.5.1
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第18回

[ARTIST IN FOCUS]寺内曜子:成るべくして出てくる形で伝える世界に対立は存在しないということ

「私たちは部分しか見ることができない」ということをテーマに、ミニマムな形や場所性を生かしたインスタレーションで、世界との関係を体感させる作品を展開してきた寺内曜子。新作の発表が続くいま、改めて寺内の制作を貫いているコンセプトの核心に迫る。

2024.4.30
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アレックス・カネフスキー インタビュー。「思想や意味を込めず、見た人が自分で物語を紡ぎたくなるような絵を描きたい」

東京・中目黒の104 GALERIEを会場に、日本で初めての個展「The Battle of Shahbarghan —シャバーガンの戦い」を開催中のアレックス・カネフスキー。ロシアに生まれ、20代の頃からアメリカを拠点に活動を続けてきたカネフスキーは、思想や意味などに関係なく、ただ絵としての表現にこだわるという。個展会場でインタビューを行った。

2024.4.30