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NEWS / EXHIBITION - 2017.11.21

ラリックの香水瓶など約140点を展示。「アール・デコ」の装いに光を当てた展覧会が開催

東京・渋谷にある松濤美術館で「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリックの香水瓶-アール・デコ、香りと装いの美-」展が開催される。会期は12月12日〜2018年1月28日。

ルネ・ラリックの作品群。左から香水瓶《バラ》(ドルセー社、1914)、香水瓶《ユーカリ》(1919)、香水瓶《三組のペアダンサー》(1912)、北澤美術館所蔵 撮影=清水哲郎

 1910年代から30年代にかけて、美術や建築、ファッションといった幅広い分野に広がった芸術の様式「アール・デコ」。フランスを中心に起こったこの潮流を代表する作家に、ガラス工芸家のルネ・ラリック(1860〜1945)がいる。

ルネ・ラリックの作品群。左から香水瓶《すみれ》(ウビガン社、1919)、香水瓶《翡翠》(ロジェ&ガレ社、1926)、香水瓶《カシス》(1920)、香水瓶《青い目》(カナリナ社、1928)、香水瓶《リラ》(ウォルト社、1937)、香水瓶《アンプリュダンス》(ウォルト社、1938)、香水瓶《すみれ》(ガビラ社、1925) 北澤美術館所蔵 撮影=清水哲郎

 19世紀末、ジュエリー作家として人気を博していたラリックは、香水商フランソワ・コティ(1874〜1934)からの依頼で、1910年頃からガラス香水瓶の制作を開始。卓越した技術を用いて制作された美しいデザインの香水瓶は、フランスの香水業界に大きな影響を与えた。

ルネ・ラリック 香水瓶《シダ》 1912 北澤美術館所蔵 撮影=清水哲郎
ルネ・ラリック シガレットケース《ねこ》 1932 北澤美術館所蔵 撮影=清水哲朗

 本展では、世界屈指の「アール・ヌーヴォー」「アール・デコ」のガラス・コレクションを誇る北澤美術館(長野県)の所蔵品から、ラリックの香水瓶やランプ、アクセサリーなど約140点を展示。鋳型成形の技術や女性の装いに注目した4つの章で、ラリックによる造形に迫る。

 また、神戸ファッション美術館の協力を得て、「アール・デコ」の装いを代表するドレスや、同時代に撮影された写真約15点も合わせて紹介。服飾デザイナー、ポール・ポワレ(1879〜1944)による、コルセットを使わないゆったりとしたドレスなどを展示する。

ポール・ポワレ イヴニング・ドレス 1920頃 神戸ファッション美術館所蔵

information

北澤美術館所蔵 ルネ・ラリックの香水瓶
-アール・デコ、香りと装いの美-

会期:2017年12月12日~2018年1月28日
会場:渋谷区立松濤美術館
住所:東京都渋谷区松濤 2-14-14
電話番号:03-3465-9421
開館時間:10:00〜18:00(金〜20:00)※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 500円 / 大学生 400円 / 高校生 250円 / 小中学生 100円
休館日:月(祝日の場合は翌平日)、12月29日〜2018年1月3日

event

特別講座「香水瓶の歴史―古代からファッションデザイナーの時代まで」
日時:12月23日 14:00〜
講師:松濤美術館副館長・高波眞知子
料金:無料(要入館料)
定員:80名(事前予約不要)
 
特別講演会「ルネ・ラリック、香りの世界」
日時:1月7日 14:00〜
講師:本展監修者、北澤美術館主席学芸員・池田まゆみ
料金:無料(要入館料)
定員:80名(事前予約不要)
 
ヴァイオリンとヴィオラ、箏のコンサート
日時:1月8日 14:00〜
出演者:升谷直嗣、野口悦子
料金:無料(要入館料)
定員:80名(要事前申込)
申込方法:往復はがきにて抽選
 
「美術館で香り体験」
『調香師による香水講座「香水瓶の中の世界」』
日時:1月13日 14:00〜
講師:調香師・岡島佐知子
料金:無料(要入館料)
定員:30名(要事前申込)
申込方法:往復はがきにて抽選
 
『香りのコーナー』
香りコーナーを用意し、マリー・アント ワネットなどをイメージした香りを楽しむことができる。
日時:会期中
場所:1Fロビー
 
学芸員によるギャラリートーク
日時:12月15日、1月14日、20日 各回14:00〜
料金:無料(要入館料)

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