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NEWS / EXHIBITION - 2017.11.11

詩集、写真、直筆原稿から活動をたどる。詩人・吉増剛造の個展開催

詩人・吉増剛造の個展が栃木県足利市立美術館で開催されている。会期は2017年11月3日〜12月24日。

吉増剛造 火ノ刺繍 2017

 吉増剛造は1939年東京生まれの詩人、1960年代から現在に至るまで日本の現代詩をリードしつづけてきた。その活動は詩の領域にとどまらず、写真や映像、造形など多岐に渡る。本展ではその活動を、詩集、写真、直筆原稿といった3つの観点から追い、関連する他の作家の作品とともに紹介する。

 吉増は64年の第一詩集『出発』刊行以来、約20冊の詩集を含む70冊を超える著作を発表してきた。本展第1章「詩集の彼方へ」では、その膨大な詩作の中から、代表的な10冊の詩集を時代ごとに選び、吉増の活動を振り返る。また、高村光太郎や中西夏之など、それぞれの時代で関わった人々の作品や資料をともに展示する。

吉増剛造 多重露光写真@「ishikari-Aiowa]
2000

 第2章「写真を旅する」では、国内外を旅しながら創作を続ける吉増が、その旅の中で制作、発表してきた写真作品を展示。その写真家としての活動を、近年取り組んできた多重露光写真を中心に紹介する。

 吉増の作品では、文字を記した原稿そのものが書や絵画のように豊かなイメージを伴うものとなっており、近年では細やかな文字の上から鮮やかなインクで彩るなど、より絵画的な表現を強めている。第3章「響かせる手」では、現在の吉増の作品とともに、吉本隆明や萩原朔太郎といった作家の直筆原稿や、松尾芭蕉や与謝蕪村による書跡を合わせて紹介。「手でことばを記す」という行為そのものを深めていく吉増の表現に迫る。

information

涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ) 詩人 吉増剛造展

会期:2017年11月3日〜12月24日
会場:足利市立美術館
住所:栃木県足利市通2-14-7
電話番号:0284-43-3131
開館時間:10:00〜18:00
料金:一般 700円 / 大高生 500円 / 中学生以下無料
休館日:月、11月24日

event

剛造 Organic Fukubukuro Orchestra パフォーマンス
日時:2017年11月3日 14:00〜
出演:吉増剛造、MARYLYA / 音響設計 WHITELIGHT / 映像 鈴木余位 ほか
定員:60名
※参加無料。要事前予約
 
座談会「GOZOの眼、声、手」
日時:2017年11月18日 14:00〜
出演:吉増剛造、酒井忠康(世田谷美術館館長)、森田一(現代美術研究)吉田文憲(詩人)
定員:60名
※参加無料。要事前予約
 
対談「渦巻く世界の彼方へ」
日時:2017年12月23日 14:00〜
出演:吉増剛造、鶴岡真弓(多摩美術大学芸術人類学研究所所長・教授)
定員:60名
※参加無料。要事前予約
 
トークセッション「札幌の古・水、道(フシコ・ワッカ・ル)」
日時:2017年12月24日 14:00〜
出演:吉増剛造、中森敏夫(テンポラリースペース主宰)
定員:60名
※参加無料。要事前予約
 
学芸員によるギャラリートーク 
日時:2017年11月5日、11月25日、12月9日 各日14時〜
※要観覧券。事前予約不要
 
対話型観賞の会「作品の声を聴こう」
日時:2017年12月17日
定員:15名
※要観覧券。要事前予約

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