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NEWS / EXHIBITION - 2017.10.5

広島を描き尽くした2人の画家、
四國五郎とガタロの師弟展開催

広島の原爆を描いた絵本『おこりじぞう』などで知られる画家・詩人の四國五郎と、四國を師と仰いだ「清掃員画家」・ガタロによる展覧会が開催されている。東京と横浜の2会場連続開催で、会期は11月26日まで。

四國五郎《相生橋》(1984)。原爆によって住居を失った人々が住んだ「原爆スラム」と呼ばれる地域を描いたもの。額は「原爆スラム」の取り壊しで出た廃材でつくられている

 原爆をテーマにした絵本『おこりじぞう』や、詩人・峠三吉とともに制作した『原爆詩集』の装画などで知られる画家・詩人の四國五郎(1924〜2014)。弟を原爆によって亡くして以来、絵画の制作や「広島平和美術展」の設立など様々な活動を通し、生涯をかけて反戦・反核、平和の尊さを訴え続けた。

四國五郎 黒い雨 1985

 その四國と親しく交流し、師と慕ったのが「清掃員画家」として活動するガタロだ。河童の異称である「ガタロ(河太郎)」を名乗る彼は、かつて「原爆スラム」と呼ばれた地に建つ「基町アパート」の清掃員として働きながら、日々の仕事の道具や出会った人、原爆ドームや広島の風景などを描き続けている。

ガタロ 棒ズリ 2002

 ともに広島に生まれ、広島をめぐる様々な事象を見つめ描き続けた2人。本展では、2人の代表作のほか、ガタロが四國に宛てた手紙や、ガタロの新作である世相批評の連作などを展示する。

ガタロ 母 1997

information

四國五郎・ガタロ 師弟展

東京会場
会期:2017年9月23日〜10月22日
会場:ギャラリー古藤
住所:東京都練馬区栄町9-16
電話番号:03-3948-5328
開廊時間:11:30〜18:30
休廊日:10月10日、16日
 
横浜会場
会期:2017年10月26日〜11月26日
会場:スペースナナ
住所:神奈川県横浜市青葉区あざみ野1-21-11
電話番号:045-482-6717
開廊時間:11:00〜18:00
休廊日:月、火

event

二人芝居 ガタリズム~道具目線で作るガタロ像
日時:10月15日 15:00〜16:00
会場:ギャラリー古藤
出演:綾香詳三、稲元洋平
定員:40名
※予約は電話(03-3948-5328)またはメール(fwge7555@mb.infoweb.ne.jp)にて受付
 
ギャラリートーク ガタロ×永田浩三(武蔵大学教授)
日時:
10月28日 17:00〜18:00
10月29日 13:00〜14:00
会場:スペースナナ
定員:30名
※予約は電話(045-482-6717)またはメール(event@spacenana.com)にて受付

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