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NEWS / EXHIBITION - 2017.10.10

仁清と乾山、京焼の二大巨匠が共演。岡田美術館で特別展開催

江戸時代を代表する陶工・野々村仁清と尾形乾山の作品を集めた特別展が、箱根の岡田美術館で開催される。会期は11月3日〜2018年4月1日。

(重要文化財) 尾形乾山 色絵竜田川文透彫反鉢 江戸時代 岡田美術館蔵

 江戸時代の京都で花開いた華やかなやきもの文化。この発展を担ったのが、「京焼の祖」とも言われる野々村仁清(生没年不詳)と、仁清から作陶を学んだ尾形乾山(1663〜1743)だ。

野々村仁清 銹絵雁香合 江戸時代 岡田美術館蔵

 仁清は鮮やかな色絵陶器を完成させた人物とされるほか、ろくろや彫塑の技にも優れ、その華やかで端正なやきものは公家や大名家によって重用された。いっぽう乾山は、仁清に続いて京焼を発展させ、実兄である絵師・尾形光琳と合作で絵皿を制作するなど、絵画とやきものの融合という新しい道を切り開いた。

尾形乾山 色絵立葵図香合 江戸時代 岡田美術館蔵

 本展では、岡田美術館が収蔵する仁清と乾山の全作品を一挙に展示。仁清の制作年月が判明している稀少な作品である《色絵輪宝羯磨文香炉》(1657)や、乾山が最盛期に制作した秋の情景を凝縮したような作品《色絵竜田川文透彫反鉢》(江戸時代)など、重要文化財を含む貴重な作品が一堂に揃う。

(重要文化財) 野々村仁清 色絵輪宝羯磨文香炉 江戸時代 明暦3年(1657) 岡田美術館蔵

 また、仁清が作品を献上した後水尾天皇などにまつわる皇室ゆかりの作品や、乾山の兄・尾形光琳をはじめとする琳派の絵師の作品も併せて展示される。紅葉の見頃を迎える美術館の庭園とあわせて、京の都の典雅な世界を楽しんでみてはいかがだろうか。

information

特別展「仁清と乾山 ―京のやきものと絵画―」

会期:2017年11月3日〜2018年4月1日
会場:岡田美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
電話番号:0460-87-3931
開館時間:9:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:12月31日、1月1日
料金:一般・大学生 2800円 / 小中高生 1800円 / 庭園入園料 300円

event

秋の夜長を楽しもう! ナイトミュージアム
開館時間:19:00まで延長(入館〜18:30)
実施日:2017年11月 毎週土曜・祝日
割引料金:一般・大学生 2000円 / 小中高生 1200円 ※17:00以降の入館のみ適用
 
目からウロコの美術談話
日時:2017年11月15日、29日 11:00〜12:00
講師:寺元晴一郎(岡田美術館副館長)
定員:各日30名
料金:無料(要入館料)
申込:電話(0460-87-3931)にて申込み。定員に達し次第締め切り
 
講演会「京焼と琳派」
日時:2017年12月3日 13:00〜14:30
講師:小林忠(岡田美術館館長)
会場:岡田美術館 5階ホール
定員:80名
料金:無料(要入館料)
申込:電話(0460-87-3931)にて申込み。定員に達し次第締め切り
 
講演会「仁清と乾山 ー絵と焼物という視点からー」
日時:2018年3月18日 13:00〜14:30
講師:伊藤嘉章(九州国立博物館副館長)
会場:岡田美術館 5階ホール
定員:80名
料金:無料(要入館料)
申込:電話(0460-87-3931)にて申込み。定員に達し次第締め切り

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