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NEWS / EXHIBITION - 2017.8.23

コレクション展「1937―モダニズムの分岐点」で探る日本前衛美術の動向

国内外の前衛美術が分岐点を迎えた1937年にスポットをあてたコレクション展「1937ーモダニズムの分岐点」が神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。会期は9月16日〜11月5日。

村井正誠 ウルバン 1937 キャンバスに油彩 神奈川県立近代美術館蔵

 ヨーロッパで「パリ万博」や「退廃美術展」が開催された1937年に、中国大陸での戦争が本格化し、軍国主義へと急速に傾いた日本。美術界では文部省主催の「新文展」などが発足し、前衛美術が活発に展開されていたが、それらはこうした時代の流れに否応なく巻き込まれていった。

阿部合成 鱈をかつぐ人 1937頃 パネルに油彩 神奈川県立近代美術館蔵

 本展では、《見送る人々》で知られる阿部合成をはじめ、版画家・小野忠重や「具体美術協会」の創設者・吉原治良などが、1937年前後に制作した油彩や版画を約50点を展示。

 また、同年に開催された「海外超現実主義作品展」にも注目し、企画者である詩人・批評家の瀧口修造と山中散生がシュルレアリストたちと交わした書簡などを公開するほか、ソヴィエト連邦の雑誌『ソヴィエト連邦建設』や劇作家・村山知義による「スクラップブック」もあわせて紹介。モダニズムが1つの分岐点を迎えた1937年前後に光をあて、当時の日本美術や前衛美術の国際的な動向をたどる。

小野忠重 街の子〈街角〉 1937 木版、紙 神奈川県立近代美術館蔵

information

コレクション展「1937ーモダニズムの分岐点」

会期:2017年9月16日〜11月5日
会場:神奈川県立近代美術館 葉山 展示室3
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色 2208-1
電話番号:046-875-2800
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般 250円 / 20歳未満・学生 150円 / 65歳以上・高校生 100円 / 中学生以下 無料
休館日:月(9月18日と10月9日は開館)

event

館長によるオープニング・トーク「生誕160年 マックス・クリンガー版画展」 & コレクション展「1937―モダニズムの分岐点」について
日時:9月16日 14:00〜15:00
会場:展示室
参加料:無料(申込不要)※要当日の観覧券
 
担当学芸員によるギャラリートーク
日時:
9月23日 14:00〜14:30
10月21日 14:30〜15:00
11月2日 14:30〜15:00
会場:展示室3
参加料:無料(申込不要)※要当日の観覧券
 
近代美術館入門講座「『海外超現実主義作品展』(1937年)について」
講師:朝木由香(神奈川県立近代美術館学芸員)
日時:9月23日 10:00〜11:00
会場:葉山町福祉文化会館 大会議室
参加料:無料(申込不要)

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