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NEWS / EXHIBITION - 2017.7.22

東北画は可能か? 山形から、東北と日本の美術を問い直す

山形県の鶴岡アートフォーラムで、東北における美術を考えることをテーマとした「東北画は可能か?~地方之国構想博物館~」が開催されている。会期は8月20日まで。

東北画は可能か?共同制作 方舟計画 2011

 「東北画は可能か?」は、2009年に東北芸術工科大学で、東北における美術を考える活動としてスタートしたプロジェクト。それぞれ日本画コースと洋画コースで教員を務める三瀬夏之介と鴻崎正武をはじめ、在学生、卒業生を中心に活動を続けている。

 日本のアートシーンが首都圏に集中するなか、そこから遠く離れた東北において、その地域名を冠した絵画が成立する可能性を探る試みとして、東北の各地でフィールドワークを重ね、東京や京都などでも展覧会を開催している。

 本展では、東北地方を独立した「地方之国」に見立てたうえで、鶴岡アートフォーラム全体を「地方之国構想博物館」として、民俗資料とアート作品を並列して展示する。山、川、海の「道」をテーマに構成された空間を鑑賞者が歩き回ることで、地域と地域、過去と現在の人々の営みを再考する展覧会となる。

 また、本プロジェクトの発起人のひとりである三瀬夏之介の個展も同時開催。既存の日本画の枠にとらわれない、多様なモチーフや素材を用いた作品を、大型のものを中心に展示空間を大胆に使って展開する。

三瀬夏之介 日本の絵 2017 Photo by Masanobu Nishino

information

東北画は可能か?~地方之国構想博物館~
三瀬夏之介個展~日本の絵~

会期:2017年7月15日〜8月20日
会場:鶴岡アートフォーラム
住所:山形県鶴岡市馬場町13-3
電話番号:0235-29-0260
開館時間:9:00〜17:30(金土〜18:30) ※入場は閉場の30分前まで
休館日:7月24日、31日
料金:一般 500円 / 高大生 300円 / 中学生以下無料

event

講演会「山形とアマゾン:民族・文化・場所の違いを超える視点」
日時:2017年8月5日 14:00〜16:00
会場:鶴岡アートフォーラム アトリエ
話し手:関野吉晴(探検家、武蔵野美術大学教授)、是恒さくら(本展出品作家)
定員:50名程度
料金:無料
申込:不要
 
ギャラリートーク&ライブ
日時:2017年8月11日 13:00〜17:00
集合場所:鶴岡アートフォーラム エントランス
プログラム:
・13:00~15:00 トーク「おさんぽギャラリートーク」企画:工藤玲那
・15:00~17:00 ライブパフォーマンス「Each Action, Each Session」企画:白丸たくト 出演 : 賢いULYSSES(京都) / 跡地 ほか
料金:無料
申込:不要
 
展覧会関連プログラム・特別ワークショップ「空想旅行にでかけよう」
日時:2017年8月17日 12:30〜15:00
講師: 是恒さくら(美術家)
対象:中学生以上
定員:先着12名
費用:700円
※内容詳細と申込方法は、鶴岡アートフォーラムウェブサイトを参照
 
クロージング・イベント
日時:2017年8月19日 14:00〜17:00
会場:鶴岡アートフォーラム フォーラム(交流広場)
プログラム:
・「東北画とは何か?」三瀬夏之介×鴻崎正武
・ゲストトーク「裏日本美術は可能か?」内呂博之(金沢21世紀美術館 キュレーター)
・音イベント「Summer is over.-でんでらでんによる夏の終わりの即興地獄」でんでらでん
料金:無料
申込:不要

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