×
NEWS / EXHIBITION - 2017.5.31

鮮やかで新しい視覚世界。加納光於の版画作品が福島に集結

多岐にわたる分野で活動する加納光於の版画を中心とする個展が、福島のCCGA現代グラフィックアートセンターで行われる。会期は2017年6月17日〜9月10日。

加納光於 暁によばれて I 1991〜92 カラーインタリオ 61.2×50.5cm

 1933年に東京に生まれた加納光於は、50年代から現在まで、版画や絵画、立体作品といった分野で活動を続けてきた。なかでも版画の代表作は多く、加納が美術家として最初に挑戦した表現形式でもある。

 加納は、10代の終わりに版画の技法書を偶然手に入れ、独学で銅版画を学んだ。詩人であり美術批評家でもある瀧口修造(1903〜79)から評価され、56年には初めての個展を開催。その後、幻想的なイメージを描いたモノクロのエッチング作品から、防蝕膜に手を加えて描画する「インタリオ」へと展開。生物のようなイメージが描かれた作品は、国内外で称賛された。

加納光於 稲妻捕り PF-No.3 1977 カラーリトグラフ 62×50cm

 その後も新たな版画技法に挑戦しつづけ、メタルプリント、リトグラフなどを駆使しながら、鮮やかな色彩の版画を生み出し続けている。本展では、初期から現在にいたるまで、版画作品を中心に約130点を展示。加納がつくり出す鮮烈な視覚世界を体験してみてはいかがだろう。

information

加納光於ー揺らめく色の穂先に

会期:2017年6月17日~9月10日
会場:CCGA現代グラフィックアートセンター
住所:福島県須賀川市塩田宮田1
電話番号:0248-79-4811
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館時間の15分前まで)
休館日:月(7月17日は開館)、7月18日
料金:一般 300円 / 学生 200円

event

ギャラリートーク、オープニングレセプション

日時:2017年6月17日 14:00〜15:30(終了後ロビーにてオープニングレセプション)
出演:加納光於、馬場駿吉(美術評論家・名古屋ボストン美術館館長)
会場:CCGA現代グラフィックアートセンター
※当日に限り、入館料無料。
※JR郡山駅からCCGA間の無料送迎バスを運行(詳細はHPにて)
 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

美術手帖の最新情報を
お届けします