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NEWS / EXHIBITION - 2017.5.15

「死なない絵画」の可能性を探る。
美術史家・林道郎の手引きによる
展覧会が開催

DIC川村記念美術館にて、美術史家・批評家の林道郎の手引きによる展覧会「静かに狂う眼差しー現代美術覚書」が開催される。会期は2017年7月8日〜8月27日。

中西夏之 R・R・W-4ツの始まり III 2002  キャンバスに油彩と木炭 181.5×227.5cm DIC川村記念美術館蔵 © Natsuyuki Nakanishi 2017

 DIC川村記念美術館の所蔵作品を新たな視点で紹介する「コレクションViewpoint」。今回は、美術史・美術批評の分野で活躍する林道郎の手引きで、初公開作品を含む約90点の現代絵画を、独自の観点から展示する。

ブラッサイ マティスとモデル、1939年 1973

 DIC川村記念美術館は、ジャクソン・ポロックらに代表される、絵画の本質を追求するモダニズムの中で生み出された作品群を多数所蔵している。戦後アメリカ美術の到達点と見なされたことで飽和状態となった「絵画」は、完結したメディアとして鳴りをひそめ、立体作品などの芸術様式の波に飲み込まれていった。

 しかし「絵画」が消え去ることはなく、現在でもさまざまな作品を見ることができる。

ジョン・マクロフリン X-1958 1958 DR

 本展では、「密室と絵画:静かに狂う眼差し」「反射と透過:表面という問題」「鉛とパン:戦後美術における灰色への沈着と日常性への下降」「筆触のざわめき:手の(無)人称」という4章によって構成される。出展作家もジャクソン・ポロックやロイ・リキテンスタインなど多種多様だ。

 絵画がもつ「人間の感覚や想像力や思考のモデルとしての可能性」を、林道郎による眼と思考によって明らかにする。

 

information

DIC川村記念美術館×林道郎
静かに狂う眼差しー現代美術覚書(おぼえがき)

会期:2017年7月8日〜8月27日
会場:DIC川村記念美術館
住所:千葉県佐倉市坂戸631
電話番号:050-5541-8600
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月(7月17日は開館)、7月18日
料金:一般 1000円/学生・65歳以上 800円/小中学生・高校生600円
(リピーターチケット 一般 2000円/学生・65歳以上 1600円 ※リピーターチケットで本展会期中、何度でも入館可能)

event

林道郎による講演会
日時:
8月5日 「密室と絵画:静かに狂う眼差し」
8月12日 「反射と透過:表面という問題」
8月19日 「鉛とパン:戦後美術における灰色への沈着と日常性への下降」
8月26日 「筆触のざわめき:手の(無)人称」
各日13:30〜15:00(13:00開場)
予約:不要
定員:80名
料金:入館料のみ
 
ギャラリートーク
日時:
7月8日 林道郎(美術史・美術批評、上智大学教授)
7月15日 ガイドスタッフによる対話型トーク「mite!」
7月22日 前田希世子(本展担当学芸員)
7月29日 アートテラー・とに~
8月19日 ガイドスタッフによる対話型トーク「mite!」
上記ギャラリートークの開催日を除く毎日 ガイドスタッフによる定時ツアー
各日:14:00〜15:00
予約:不要
定員:60名
集合時間:14:00
集合場所:エントランスホール集合
料金:入館料のみ

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