2016.11.17

15作家が集結!
「CAF賞選抜展」
ホテルアンテルームで開催

公益財団法人現代芸術振興財団は11月19日より、ホテルアンテルーム京都で「CAF賞選抜展」を開催する。「CAF賞」は、全国の学生を対象とし、若手アーティストの育成を目的と して2014年より毎年実施されているアートアワードで、本展はその選抜展となる。

ホテルアンテルーム京都
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「CAF賞」は過去3回にわたり、名和晃平( 彫刻家、SANDWICH ディレクター、京都造形芸術大学大学院芸術研究科教授)、保坂健二朗 (東京国立近代美術館主任研究員)、岩渕貞哉(『美術手帖』編集長)、山口裕美(アートプロデューサー、現代芸術振興財団ディレクター)の4名が審査員を務め、全国の若手アーティストの発掘の場を提供し、サポートしてきた。

 本展では、審査員のひとりである名和晃平が過去の受賞者の中から参加アーティストの選抜を行い、同財団会長・前澤友作のコレクションを含む、15作家の作品を一堂に展示。新作も多く含まれており、CAF賞入選・入賞作とは違った作品を楽しむことができる。本展について、名和は次のようにコメントしている。

2014 年から3年間、CAF賞の審査員に携わり、日本全国の多くの若手作家を知ることができました。特に関西からの応募や入賞も多く、今回このようにホテル アンテルーム京都で選抜展が開かれることで、京都の美大生たちにとっては良き刺激となり、京都を訪れる数多くのアートラバーには新しい才能を発掘して頂き、表現 に果敢に向き合う全ての若手作家たちに新たな熱気とチャンスが訪れることを願っています。
2016年5月に行われた「第3回CAF賞入選作品展覧会」の会場風景