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NEWS / EXHIBITION - 2017.2.4

「計画と偶然」現代写真の先駆者・山崎博の軌跡を振り返る

1960年代末より活躍している写真家・山崎博の軌跡をたどる展覧会「山崎博 計画と偶然」が、東京都写真美術館(恵比寿)で3月7日より開催される。

山崎博 「CRITICAL LANDSCAPE」より 1985 作家蔵

 1946年生まれの山崎博は、69年より写真をはじめ、以降フリーランスとして活動。73年からは16ミリフィルム映画作品を制作し、現代のコンセプチュアルな写真や映像の先駆者として知られている。

 1970年代の初め、山崎は「いい被写体を探して撮る」ことへの疑いから、「被写体を選ばずに撮る」ことを模索し、つねに一定の枠組みや単純化された方法論をとりながら、「太陽」「海」「桜」といった普遍的なモチーフに一貫して取り組んでいる。計画性にもとづく制作と、制作過程で起こる偶然性が作品の大きな特質となり、豊かな光の表現も特徴的だ。

 本展では、代表的な作品と新作を含む約200点を展示。写真家として活動し始めた初期作品シリーズ「EARLY WORKS」、自宅の窓からの眺めを撮影する「OBSERVATION 観測概念」、長時間露光によって太陽の光跡を視覚化した「HELIOGRAPHY」、フレームのセンターラインが水平線となるように海景を撮影した「水平線採集」、1985~89年まで現代思想を扱う季刊誌『クリティーク』の表紙として発表されたシリーズ「CRITICAL LANDSCAPE」、太陽の動きにあわせてカメラを移動させながら桜を撮影した「櫻」、そして本展のために制作した新作「水のフォトグラム」で展示が構成され、45年以上のキャリアにおよぶ作家の軌跡を振り返る。

information

会期:2017年3月7日~5月10日
会場:東京都写真美術館
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
電話番号:03-3280-0099
開館時間:10:00~18:00(木・金は〜20:00、入場は閉館の30分前まで)
休館日:月(祝日の場合は開館、翌日休館)
観覧料:一般 600円 / 学生 500円 / 中高生・65歳以上 400円
URL:http://topmuseum.jp/
【関連イベント】
・対談「山崎博をめぐって」
日時:2017年3月25日 14:00~15:30
出演:北野謙(写真家)、石田哲朗(東京都写真美術館学芸員)
日時:2017年4月16日 14:00~15:30
出演:金子隆一(写真史家)、石田哲朗(東京都写真美術館学芸員)
定員:各回50名
会場:東京都写真美術館 1階スタジオ
※当日10:00より1階総合受付にて整理券を配布。
・担当学芸員によるギャラリートーク
日時:会期中の第2・第4金曜日、14:00〜
参加方法:展覧会チケット(当日消印)を持参のうえ、2階展示室入口集合

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